3月にストックホルムで開催予定の世界フィギュア、開催の見込みという報道。
開催する、というよりも 直近の会議でまだキャンセルを決めなかった、という報道と捉えた方がいいかも。
とか言ってるうちに ISU(国際スケート連盟)のほうから世界選手権についてのアナウンスが出た。
”remain scheduled as planned”
スケジュール通りの方向で、って感じでしょうかね?
その心は、となると
現時点ではキャンセル決定していません、
ってな感じになるのかな。
このISUのお知らせにもある通り、今季の世界選手権は北京五輪の枠を決める大会でもあるので ギリギリまで粘りたい、というのが本音なんだろうな。
3月1日の締め切り時点で どれだけの選手がエントリーできるのかを考えて、とかいろいろあるけど、現時点ではスウェーデンに入国できる条件の人が限られている。
なので特例でも出してもらわない北米在住選手どころか 同じEU圏内在住の選手にも出場できない条件の人がけっこういる。
イギリスも もうすぐロックダウン緩和だーとか言ってた気がするけど、ここにきてまさかの延長。
EU圏も 前述の通り圏内での行き来すらままならない状況が続いており、ついに日本在住者の入圏を原則アウトに。
実際の入国判断については個々の国に任せる、というスタンスではあるものの、また不透明な条件が色々と重なりつつある。
まあ、これ仮に開催されて日本の選手が出場できたとしても 移動時のリスクも高いよね。
五輪の枠決めも絡んでるし、可能な限り開催したいという気持ちは分かるけど、今の状況からすると3月というのはかなり微妙な時期になりそう。
昨年はロックダウンが解除になってEU圏内で人が多少行き来できるようになったのが5月頃だったと思う。
その時期なら国際試合として成り立つくらいの選手は集まれそうだし、北米在住の選手も、もしかして、もしかしたら出場できるかもしれない。
だけど、そこまで引っ張ったら選手も困るよね。来シーズンの準備したいだろうし。
通常サイクルだと 9月にオーバストドルフで行われるネーベルホルン杯で翌年の五輪の最終枠が決定してたと思う。
シーズン初めの似た規模の大会で枠を決めてゆくというのもアリかもね。