skater's diary

フィギュアスケートについて思うこと

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羽生結弦らが平昌五輪「100の注目」に

米国にて平昌五輪の放映権を持つNBCスポーツが、大会の100の注目に羽生結弦や葛西紀明。

 

thepage.jp


二人とも 種目は違えど 世界的に人気のある選手だ。

 

スケートファンにとって 羽生選手が大人気ということは周知の事実だと思うが、葛西選手にしてもヨーロッパの大会などで大歓声が出る大人気ぶりである。

 

葛西選手が人気なのは 単に現役を長く続けているというわけでなく、結果もコンスタントに出し続けていることである。

 

年齢とともに 体力は落ちて行ってしまう。

 

30代前半までは 上手にメンテナンスをしてゆくことで何とかキープできても、30代後半以降は 体力をいかにキープするかという話になってしまう。

 

そこを 上手にコントロールしながら40代後半の今も現役最前線で戦っている葛西選手、まさに名実ともにレジェンドだろう。

 

ところで この記事によると、NBCスポーツでは フィギュアスケートの解説を長野五輪の女子チャンピオン タラ・リピンスキーと 日本でも大人気のジョニー・ウィアーの二人が務める予定。

 

ソチ五輪の際にもこのコンビでの解説がかなり評判が良かったように思う。

 

リピンスキーが技術的な説明をし、ウィアーが全体的な仕上がり感などについての感想を述べる、というような具合だったが これがかなりいい感じなミックス具合になっていた。

 

それだけでなく、毎日二人でファッショナブルな装いで登場することでも話題になった。

 

ソチ五輪での 二人の装いのイメージはこんな感じであった。

 


Johnny Weir in PINK and Tara Lipinski Sochi Olympics

 

個人的には この二人にも注目だ。

平昌五輪、日本の金メダル予想は3個?

米国のデータ会社より 平昌五輪での日本の金メダル予想は3個。

 

その予想の内訳はというと

 

フィギュア男子シングル 羽生結弦

 

スキージャンプ女子 高梨沙羅

 

フリースタイルスキー ハーフパイプ 小野塚彩那

 

この3選手である。

 

このデータで??と思ってしまったのが、スピードスケートの小平奈緒が銀予想となったことである。

 

www.jiji.com


その理由というのが面白い。

 

女子500メートルで五輪三連覇を狙う韓国人選手がいるから、ということなのだが 果たしてどうなるだろうか。

 

また、ロシアのドーピング問題が まだまだ続いているということがうかがえる。

 

つい最近も ソチ五輪でのノルディックスキー金メダリストがドーピング再検査でメダルはく奪となったばかりである。

 

フィギュアスケート界ではどうだろうか。

 

ロシア圏では 手軽に販売されている薬物も多く、そうとは知らずに選手が健康サプリのようなノリで飲んでいた、ということもあったようである。

 

2年ほど前に 薬物リストに新たに入った成分をめぐり、ロシアのフィギュア選手らの間でちょっとしたドーピング騒ぎがあった記憶がある。

 

日本でも 風邪薬の葛根湯成分が ドーピングにひっかかるということで有名である。

 

葛根湯といえば 眠くならなくて便利な風邪薬というなんだかとても良いイメージがある。

 

だが、立場が変われば悪者扱いになる。

 

選手達は 薬物についてきちんと指導を受けていると思うが「うっかり」ということだけには ならないように気を付けてほしい。

 

 

本田真凜、失敗は直前のSP曲変更が原因?!

スケートカナダでシニアグランプリシリーズデビューとなった本田真凜、SPでの点数が響き総合5位に。

 


B.ESP. Marin HONDA 本田真凜 SP - 2017 Skate Canada

 

今回の出来については ショート曲を直前に変更したことが影響しているのではないか、という意見。

 

thepage.jp


シニアのGP戦デビューということで ただでさえ緊張みなぎる状況だっただろう。

 

そして五輪シーズン。

 

チームとして 慎重に準備をしてきたはずだったが、SPを9月に急遽作り直しての ぶっつけ本番状態でのシニアGPデビュー。

 

何かと悪い要素が一気に重なってしまい 実力がぞんぶんに発揮できなかった、という印象が強く、本田選手には気の毒でならない。


大事な五輪シーズンには 新プログラムを披露したものの、反応や出来具合などを考えて 途中で旧プログラムに戻すという選手もいるほどである。

 

そのようなシーズンに 開幕直前に振り直しをするという早わざ、気持ちは満足できても 滑り込む時間はまだ欲しいとところがあっただろう。


今回のSP変更は 本人が気に入った曲でやりたい、という強い希望があってのことだったようだが、スポーツは結果を出すことが求められる世界。

 

中国杯、さらに全日本までに 気持ちを切り替えて 完成度を高めるのか、どこかの時点で旧プログラム利用に踏み切るのか。

 

本田選手だけでなく チームとしての判断にも注目だ。

本田真凜、スケートカナダを控え時差ボケ?

本田真凜が今週開催のGP戦スケートカナダの練習リンクに登場。

 

調整具合について 時差対応に苦労している点を発言するなど、やや時差ぼけ?の影響もある模様。

 

www.nikkansports.com


日本から北米方面へ向かう場合、時差ぼけが強く出やすいと言われている。

 

アメリカ出張に行ったら 昼過ぎから猛烈な眠気が出てしまう、という話はよくある。

 

これは 日付変更線を超えて かなり無理な時差に入るせいもあるだろう。

 

その点 日本から欧州方面に向かう分には まだ時差調整は楽なほう、と言える。

 

世の中 時差調整がしやすい?人というのもいるらしい。

 

アスリートやアーティストなど 世界中をあちこち飛び回る人は そういうタイプの人が多いと聞いたことがあるが、正直言って 時差調整がしやすい体質というよりも 長年の試行錯誤で慣れた、というあたりが実情だろう。

 

多少時差の影響が残っていても 決められた時間にパフォーマンスがきちんとできる、そういうパワーのある人が世界中から呼ばれるという言い方もできる。

 

本田真凜選手なら 持ち前の集中力で本番で実力発揮をしてくれることだろう。

 

そして 五輪は時差の影響がほとんどない韓国である。

 

彼女にこの先余計な心配は不要だろう。

韓国首相が浅田真央&キム・ヨナアイスショーを提案

平昌五輪を控えた韓国の首相が あっと驚く提案をした模様。

 

なんと 浅田真央とキム・ヨナのアイスショーを平昌五輪でやってはどうか、とのことだ。

 

japanese.joins.com


既に現役選手ではない二人に五輪期間中にショー、といっても唐突すぎやしないだろうか。

 

おそらく浅田真央は五輪期間中のスケジュールは既に固まっていると思われるし このプランを進めるのはかなり難しいはずである。

 

どれだけ本気でショーを提案したのかは分かりかねるが、韓国では自国民向けの五輪チケット販売が思ったほど伸びていないようで あれこれ施策を練っているようである。

 

その一環として せめてスタースケーターがショーをしてくれれば、という提案があったのかもしれない。

 

だが、フィギュアスケートに関しては韓国でもとても人気がある種目と聞いている。

 

当然日本でも 日本割り当て分の五輪チケットのうちフィギュアスケート種目については抽選販売となるなど大人気である。

 

既に人気の種目で こういったイベントをするよりも、もう少しお客さんが入って欲しい種目で別なイベントを開催するほうが良いのではないだろうか、と思う。

羽生結弦が平昌五輪後の現役続行を示唆・4回転アクセル挑戦も

ロシアのロステレコム杯で惜しくも準優勝となった男子シングルの羽生結弦選手が平昌五輪後の現役続行を示唆。


「示唆」というのも 本人が平昌五輪後に4回転アクセル挑戦を希望している旨発言をしたとのことなので 来年の五輪でスパッと引退、ということでないことだけは確かであろう。

 

www.daily.co.jp

 

現役続行となると 多忙なシーズンがさらに続くことになるのだが、ご存知プルシェンコは休養シーズンを挟みながら長期現役を続けていた。

 

アイスダンスで注目のバーチュー・モイヤ組は先シーズンから復帰し、休養ブランクを感じさせない滑りでファンを魅了している。

 

羽生選手が どのようなプランを考えているのかは彼のチームのみぞ知る状態だろうが、怪我の療養なども兼ねて休養シーズンを設けることも十分考えられる。

 

だが、その間に 4回転を完成して復帰する可能性も高くなる。

 

いずれにしてもファンには朗報だろうし 各国の男子シングル選手らにとってもいい刺激になることだろう。

シンクロナイズドスケーティング、22年冬季五輪の新種目へ提案

シンクロナイズドスケーティングが2022年北京での冬季五輪の新種目として提案される模様。

 

www.jiji.com


シンクロナイズドスケーティングは ご存知の通り、世各各国で多くのチームがあり、切磋琢磨している。

 

日本のチームも世界選手権へ派遣されている。

 

だが 国内でチーム数がどんどん増えているか、というと 練習時間の確保などでなかなか・・・というのが現状のようだ。

 

シンクロというと 北欧が強いというイメージがあるが、実際に強いだけでなく、身近なスポーツとして根付いている。

 

それこそ 子どもにスケートを習わせているお母さんやお父さん(!)のチームなどもあるほどだ。

 

おそらく多くのリンクでシンクロチームが複数あるような状況なのではないだろうか。

練習環境がそれだけ良いのだろうが、なんとも羨ましい限りである。


シンクロだけでなく アイスダンスなどでも同じことが言えるのだが、専用の練習時間の確保ができるかどうかが 育成での大きなカギとなる。

 

国内のリンクは 現状ですでに過密状態、深夜での練習続きとなれば より多くのスケーターに裾野を広げて、ということは難しいだろう。

 

五輪種目になればシンクロをやってみたい、という選手が増えるだろうし、練習拠点などの問題が少しでも解消されることを願うばかりである。