プロフィギュアスケーターの村主章枝についての最新インタビュー記事
現在振付やカナダでのコーチ資格取得のための勉強などで多忙な日々を送っているらしい村主氏、現役時代の状況から現在まで割とざっくばらんに応えた印象。
個人的に驚いたのが 高校までがスポーツ特例などが一切ない環境で過ごしていたということ。
ある程度以上のレベルのスポーツ選手の場合、試合や練習を優先するスケジュールで過ごすのを容認してくれる高校も結構ある。
ましてやジュニア時代から頭角を現していた選手なら 特例を沢山設けてくれる高校で過ごすという選択肢もあったのでは?とは思う。
だが あくまでも勉強第一、という方針のご家庭だったということなので そういう発想はたぶん無かったのだろうけど。
スポーツ選手にとって勉学との両立、というのは永遠に続く問題なのだと思う。
スポーツで成功すれば 勉強をさほどしなくても・・・という発想は 間違いではない。
でも そうなると 若くして大成功を約束されたら 勉強をしなくていいのか?ということになる。
その答えは 個人個人の考えになるのだろう。
だが 一つ言えることは 勉強は将来の保障の一種、というだけのものではない。
考える力や 自分が新たな行動をする際の裏付けになることもある。
後からそれに気づいた際に 良かった、と思える人生を私なら送りたい。