男子シングルの羽生結弦選手がトロントで練習を公開し 今シーズンも15-16シーズンのSEIMEIを使用することを発表
今シーズンの羽生結弦選手は ショートも 14-15、15-16シーズンで好評を博したプログラムを使用。
フリーは4回転を5本入れる予定など、とても攻めているようだが プログラムで新作を持ってこないあたり、どこか守りに入っているようにも感じられる。
とはいっても 勝つことは難しいが、勝ち続けるということはもっと難しい、というのが勝負の世界。
それを意識して 彼のチームでは このシーズンでは冒険をしない、ということに決めたのかもしれない。
五輪で2度目の金メダルを狙っているスケーターといえば、アイスダンスのバーチュ・モイヤー組もいる。
羽生選手と違うのは 彼らは前回ソチでは金メダルを逃し、その後休養を経て先シーズンから競技復帰をしているという点だ。
休養といっても ショー活動などで多忙な日々だったようではあるが、復帰後はエネルギーが充満している模様が伺える滑りで他を圧倒している。
五輪までの4年で どのように競技に向かい、どのように一年一年を積み重ねてゆくかは選手によってそれぞれである。
羽生選手は 一番自信のあるプログラムで連覇を目指す。
さらに進化したSEIMEIが楽しみだ。