フィギュアスケートのシニア戦もいよいよ本格シーズン入りで 今週末はグランプリシリーズ第一戦となるロシア杯(ロステレコムカップ)開催。
初戦から羽生結弦選手が出るということで注目を集めている大会だが、非公式練習で4回転ルッツを降りたことでも話題に。
今大会でこの大技を入れなくても、五輪に向けて着々と成功率を上げて準備をしているということがうかがえる。
アメリカのネイサン・チェンは既に4回転ルッツをプログラムに入れていたが、今シーズンから4回転ループも入れてクワド5種類で五輪シーズンをスタートさせている。
羽生も4回転ルッツをプログラムに入れるようになれば 5種類のクワドジャンプで五輪に挑むことになる。
大事な五輪シーズンに 大技練習をするというのは、怪我のリスクなども高まる。
なので 回避して 他のエレメンツでGOE加点がさらに取れるように完成度を上げるという方法もある。
だが、羽生結弦は挑戦者である、ということが今世界に証明されようとしている。
ますます目が離せないだろう。