スケートカナダでシニアグランプリシリーズデビューとなった本田真凜、SPでの点数が響き総合5位に。
B.ESP. Marin HONDA 本田真凜 SP - 2017 Skate Canada
今回の出来については ショート曲を直前に変更したことが影響しているのではないか、という意見。
シニアのGP戦デビューということで ただでさえ緊張みなぎる状況だっただろう。
そして五輪シーズン。
チームとして 慎重に準備をしてきたはずだったが、SPを9月に急遽作り直しての ぶっつけ本番状態でのシニアGPデビュー。
何かと悪い要素が一気に重なってしまい 実力がぞんぶんに発揮できなかった、という印象が強く、本田選手には気の毒でならない。
大事な五輪シーズンには 新プログラムを披露したものの、反応や出来具合などを考えて 途中で旧プログラムに戻すという選手もいるほどである。
そのようなシーズンに 開幕直前に振り直しをするという早わざ、気持ちは満足できても 滑り込む時間はまだ欲しいとところがあっただろう。
今回のSP変更は 本人が気に入った曲でやりたい、という強い希望があってのことだったようだが、スポーツは結果を出すことが求められる世界。
中国杯、さらに全日本までに 気持ちを切り替えて 完成度を高めるのか、どこかの時点で旧プログラム利用に踏み切るのか。
本田選手だけでなく チームとしての判断にも注目だ。