グランプリファイナルがいよいよ明日から名古屋で開催。
今季は 女子シングル・男子シングルともに怪我による出場辞退者が出た影響で補欠選手が繰り上がるなど ファンにとっては何かと落ち着かない大会かもしれない。
そんな状況の中で IOCによるロシア選手団の出場禁止が発表になった。
今回のグランプリファイナルのシニア勢だけでもロシア選手は少なくない。
今回の通達は選手だけでなくファンにもショッキングなことだと思う。
ジュニア勢に至っては シングル女子選手が6人中5人、ペア・ダンスともに6組中4組がロシアチームという 凄まじい勢いを見せているだけあって 北京五輪を狙う選手らにとっても 胸中穏やかでないものがあるだろう。
しかし、まあ このタイミングである。
トップ選手にとっては 演技に影響が出るということは まずはないと思うが、この件でメディアなどから質問をされて面倒な思いをするかもしれない。
肝心の五輪のほうは 個人的に認められれば出場が可能、ということで ロシア選手陣が全くゼロになるということは無いと思われるのだが、国家としてボイコットするのでは?という見方もある。
国の代表として臨む五輪、そこで国家代表ではなく個人として出場するということに違和感を覚える選手もいるかもしれない。
この先の動きから目が離せない。
その前に 今回のグランプリファイナルに出場するすべての選手がベストを尽くしてくれることを願うばかり。