平昌五輪で 日本のフィギュアがペア枠を獲得。
その理由というのが、1枠獲得している北朝鮮が出場意思を表明していないため、ということらしい。
日本が枠が獲れたのはよかったが、北朝鮮のペアチームにとってはとても残念な話だろう。
9月のネーベルホルン杯で枠を勝ち取った後は 五輪出場の準備をしてきたはず。
それが 国の事情で どうなるかわからない、となるのは酷な話である。
しかし 北朝鮮のペアチームも 育成・強化は国ぐるみでやっているはずである。
練習拠点の確保だけでなくコーチ代から振付代や衣装代、さらには国際大会出場の旅費なども含めると それなりの費用になる。
たまたま裕福な家庭出身の選手で 全部自費で賄っている、ということでもなければ 国の予算を割いていたわけだ。
つまり、国を挙げてペアチームを後押ししてきたわけである。
それが 土壇場になり意思表示をしていない、というのは 全くもってよくわからない。
動画は 今年9月のネーベルホルン杯でのショートプログラム。
Tae Ok RYOM / Ju Sik KIM PRK - SP - Nebelhorn Trophy 2017
洗練されたプログラムといい、五輪に向けて準備万端!という感じがあっただけに 本当に謎だらけである。
ちなみにこの先 北朝鮮が出場意思を示した場合 日本も北朝鮮もどちらもペアチームは出場できるとのことなので この先枠が さらに動くことはない。
なので できるのなら北のチームも是非とも出場してほしいと思う。